ショックから立ち直れる人と立ち直れない人の違い

たまには、何かショックな出来事とか、アクシデントに見舞われてしまう事もあるかもしれません。
そんな時、同じような出来事に見舞われているのに、

□回復不可能なほど深刻なダメージを受けてしまう人
□ダメージは受けたけれど、その後立ち直る人

が出てくるのは、何故だと思いますか？

立ち直った方の人は、
「感性が鈍いんだよ」
「メンタルが強いだけ」

で片付けていませんか？

私が考えるに、立ち直れる人と立ち直れない人の違いは、

「重視している価値観の違い」

にあると思っています。

価値観には、


「外側の価値観」
と
「内側の価値観」

があります。

外側の価値観
□私は、金持ちだ
→何かの拍子にお金を失うと立ち直れなくなる。
□私は、親だ
→子供が自立したり、急死したりして、親としての役割が無くなると、喪失感から無気力になる。
□私は、社長だ
→社長を解任されたり、倒産したりして、社長で無くなると、生きる意味さえ失ってしまう。

それに対し、「内側の価値観」は、何があっても一生追求することが可能です。
それは、「内面の考え方や行動の基準」だからです。

内側の価値観
□私は、義理人情を大事にする人間だ。
□私は、人間として美しい生き方を追求する。
□私は、お天道様に恥じない考え方・行動をする。

など。

外側の価値観も、役割を果たすうえでは、必要な場合もありますが、
そればかりだと、それが突然無くなったりすると立ち直れないほどのダメージを受けます。

どちらかというと「外側の価値観」より「内側の価値観」を育み、大切にするように心がけたいものです。