2019年6月14日金曜日

社会的洗脳



私達は、
「社会的洗脳」
にかかっている。

といっても、誰かが意図して私達を洗脳している、という話ではない。

私達に深く刻まれた
「思い込み」
である。

この思い込みは、なかなか厄介である。

今、生きている私達には、生まれた時から社会というものがあった。
洞窟の中で生まれ、家族数人で生活し、海で貝を取って食べたり、生えている木の実を見つけて食料にしていた、という時代から生きている人は、おそらくいないと思う。

そのような時代の人間が、社会を作ろうとしたのは、食べ物の調達を容易にしたり、獣などの外敵から身を守り、安全に生活する為だったはずだ。

しかし、社会が出来てから長い年月を経るうちに、
そのような人間の為だったはずの社会が、人間を動かすようになってしまった。
社会で上を目指したり、社会に適応することが人生になってしまっている人も多いことだろう。
社会に適応できない人を落伍者扱いしたり、
社会に適応して地位を得たり、財産を多く得た人が、人間性とは無関係に尊敬の対象になったり…。

目的と手段が入れ替わっていないか?

このような
「思い込み」
が私達を窮屈にしているのではないだろうか?
そして、それが、私達が
「この世で生きている本当の意味」
を忘れさせている。

多くの人は、表面的な事ばかり考えている。
もっと根本的な事に目を向けないと気が付かないことがある。

そして、
「社会的洗脳」
から解き放たれ、夢から覚める時ではないか?

幻を追いかけるのは、もう止めよう!

本当の
「魂の目的」
を思い出すのだ!


 

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